【練習が効率的に?】ギターボーカル初心者が練習前に知っておくべき基礎知識!

ソラ豆

ギターも買ってもらったし、さっそく練習しなきゃ~

サトシ

それも大切だけど、練習する前に知っておかないといけないこともあるんだよ!

せっかくギターを購入し、早まる気持ちもあると思います。

  • 速く練習したい
  • すぐにギターをかき鳴らしたい
  • 上手くなってやる

この気持ちはとっても大切です!

しかし、最低限の知識がないと、かえって効率が悪くなってしまいます

言い換えると、「正しい音」「正しいピックの持ち方」などの知識を知っておくことで、より効率的な練習ができるということです。

こんな人に読んで欲しい
  • ギターをよく知らない
  • ピックの持ち方を知らない
  • アンプの使い方が分からない
  • 一刻も早く練習を始めたい
  • 基礎知識をつけたい

上に当てはまる方や初心者は、焦る気持ちを少し押さえ、この記事を読んで練習前に必要な知識を覚えてくださいね!

この知識を知った後は、思いっきりかき鳴らしてください!!

こちらの記事では、リハビリの知識を生かした、効率の良いギターの練習法をまとめています。合わせてご一読ください!

こちらの記事には、ギターボーカルになりたい方向けの練習方法をまとめています。

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ギターの名称

まずはギターのパーツの名称を覚えましょう。

名称を覚えることで、練習やメンテナンスの時に役立ちます。

共通する部分が多いのでが、ギターの種類によって多少異なりますので、

今回はメジャーな「ストラトキャスター」と「レスポールタイプ」を紹介します。

ギターの種類についてはこちらの記事にまとめています。

ストラトキャスタータイプ

←左へスクロール
ペグ弦を巻き付け、チューニングをするパーツ。素材や精度によって音に影響がでる重要なパーツでもある。
フレット音の高さを決める金属製のパーツ。ヘッドに近い方から1フレットとなる。
ポジション・マークフレットの目印となる。12フレット以外は奇数についていおり、マークはメーカーにより様々。
指板弦を押さえるところ。ピアノの鍵盤に当たる。
ストラップ・ピンストラップをつけるパーツ。
ピックアップ弦の振動を電気信号に変える、ギターの心臓的パーツ。
ブリッジ&サドル弦を支えるパーツ。弦高を調整し弾きやすさを変えることが可能。また、音色や音程にも関わる。
エンド・ピンストラップをつけるパーツ。
トレモロ・アームアームを揺らすことで、音を揺らすことができる。
アウトプット・ジャックシールドを接続するパーツ。ピックアップで拾った電気信号をアンプなどに伝える。
トーンノブギター側の音色を調整(基本は10)する。0に近いと音が柔らかく、10に近いと硬くなる。
ピックアップ・セレクター使用するピックアップを切り替える。
ボリュームノブギター側のボリュームを調整(基本は10)する。アンプから音が出ない時はボリューム・ノブの確認を!
ピックガードボディーを保護するパーツ。

レスポールタイプ

←左へスクロール
ペグ弦を巻き付け、チューニングをするパーツ。素材や精度によって音に影響がでる重要なパーツでもある。
フレット音の高さを決める金属製のパーツ。ヘッドに近い方から1フレットとなる。
ポジション・マークフレットの目印となる。12フレット以外は奇数についていおり、マークはメーカーにより様々。
指板弦を押さえるところ。ピアノの鍵盤に当たる。
ストラップ・ピンストラップをつけるパーツ。
ピックアップ・セレクター使用するピックアップを切り替える。
ピックアップ弦の振動を電気信号に変える、ギターの心臓的パーツ。
ブリッジ弦を支えるパーツ。弦高を調整し弾きやすさを変えることが可能。また、音色や音程にも関わる。
テイルピース弦を固定するパーツ。
エンド・ピンストラップをつけるパーツ。
トーンノブギター側の音色を調整(基本は10)する。0に近いと音が柔らかく、10に近いと硬くなる。
アウトプット・ジャックシールドを接続するパーツ。ピックアップで拾った電気信号をアンプなどに伝える。
ボリュームノブギター側のボリュームを調整(基本は10)する。アンプから音が出ない時はボリューム・ノブの確認を!
ピックガードボディーを保護するパーツ。

ギター用語

ギターでしか使わない用語などがあり、YouTubeでギター教室やプロの会話を見ていると、「これ一般の人は分かるかな?」と思うところがあります。

そこで、よく使われるギター用語をまとめてみました。

楽譜編

  • コード:いくつかの音が重なってなること
  • Tab譜:ギター専用の楽譜。一目で押さえる弦とフレットが分かる
  • パワーコード:構成する音をシンプルにしたコード
  • ローコード:1~3フレットなどのヘッドに近い場所で弾くコード
  • セーハ:1本の指で複数の弦を押さえるコード。Fコードが有名
  • スケール:ドレミの様に音を高さ(音階)順に並べたもの。ドレミは「Cメジャー・スケール」と言う
  • ルート音:コードのベースになる音(一番低い音)。例)Fコードの場合は6弦の1フレット「F」がルート音
  • リード:メインの主旋律やソロを弾くパート
  • バッキング:リードを支える伴奏を弾くパート
  • リフ:1小節以下の単位で、繰り返し弾くフレーズ
  • 開放弦:弦を押さえずに弾くこと。Tab譜で「0」と表記される

テクニック編

厳密には両手で行うこともありますが、主に行う方にまとめています。

右手(ピック側)のテクニック

  • ピッキング:ピックで弦を弾くこと
  • ブリッジミュート:ブリッジに手を置き、ミュートしながらピッキングする奏法
  • アルペジオ:コードを一度に弾くのではなく、単音ずつ弾く奏法
  • オルタネイトピッキング:ダウンピッキングとアップピッキングを交互に繰り返す奏法
  • シンコペーション:音符のウラを強調する奏法
  • ピッキング・ハーモニクス:ピッキングした瞬間にピックと親指を弦に当て高音を出す奏法
  • スウィープ:ダウン(アップ)ピッキングを連続して行う奏法
  • アーミング:アームを揺らして、音も揺らす(ビブラート)奏法
  • タッピング:右手のピックではなく指でハンマリング・プリングをして音を鳴らす奏法

左手(運指側)のテクニック

  • カッティング:音を切りながらリズムをとる奏法
  • ブラッシングミュート:弦に軽く触れて音を出さないようにする奏法
  • チョーキング:押さえている弦を押し上げ(下げ)て、音程を変化させる奏法
  • ビブラート:押さえている弦を上下に揺らし、音も揺らす奏法
  • ハンマリング:指で弦を叩いて音を出す奏法
  • プリング:指を弦から離す際に、少しひっかけるようにして音を出す奏法
  • スライド:ピッキング後に目的のポジションまで指を滑らせ音を変化させる奏法
  • オクターブ奏法:オクターブ離れた音を同時に弾く奏法
  • ナチュラル・ハーモニクス:フレットバーの上に指を軽く乗せ、ピッキングした瞬間に指を離して高音を出す奏法

「ブラッシングミュート」「ブリッジミュート」「ハンマリング」「プリング」「スライド」は、こちらの記事に写真付きで解説しています。

弦交換

弦交換はギターを弾いていくうえでとても重要になります。

楽器屋さんでも弦交換をお願いできますが、有料のところが多いです。

また、練習中に切れる時もあるので、覚えておけるとい良いと思います。

弦交換の手順
  1. ペグを回して弦を緩める
  2. 全ての弦を切る
  3. 弦を外し、外した弦を丸める
  4. ギターの掃除やメンテナンスをする
  5. 新しい弦を用意する(6弦から)
  6. テイルピースの穴に弦を通す
  7. 新しい弦をペグに通す
  8. ペグを回して弦を張る
  9. 余った弦をペグの根本付近で切る
  10. 残りの弦も同様に弦を張る

こちらの記事に画像等を用いて、より詳細に説明していますので、ご参照ください。

チューニング

チューニングが間違っている状態で練習をしてしまうと、まったく別の音が出てしまうので、あまり練習の効果が得られません

正しいチューニングを行って、正しい音で練習をしましょう。

ギターの音は、ドレミ表記ではなく英語表記になりますので、以下の図で確認しましょう。

今回は、標準的なレギュラーチューニングを紹介しています。

レギュラーチューニング以外には、

  • 半音下げチューニング
  • 1音下げチューニング
  • ドロップDチューニング
  • ドロップCチューニング

などがあります。

上記以外にも様々なチューニングがありますが、よく使われているのは「レギュラーチューニング」「半音下げチューニング」「ドロップDチューニング」です!

チューニング方法

一度弦をピッキングし、ペグを回して弦の張りを調整します。

ストラトキャスタータイプは全てのペグで同じ回し方ですが、レスポールタイプのギターでは、1~3弦のペグは上の画像と反対方向になります。

  • 弦を緩める方向へペグを回すと音は低くなります(チューナーの針が左に傾きます)
  • 弦を張る方向へペグを回すと音が高くなります(チューナーの針が右に傾きます)

音が高くなる方へペグを回すときは、弦が切れる可能性があるので、顔は近づけないでくださいね!

古い弦ほど、切れる可能性が高いので注意しましょう。

正しいチューニング音

こちらの動画で、正しいチューニング(レギュラーチューニング)の音を確認してください。

チューナーの種類

チューナーには大まかに4種類ありますが、最近は「アプリ版」もあるので5種類になります。

チューナーの種類
  • カード型
  • クリップ型
  • ペダル型
  • ラックマウント型
  • アプリ

詳しい説明はこちら→「チューナーの種類」をご覧ください。

カード型チューナー
クリップ型チューナー
ペダル型チューナー
Fenderが提供しているアプリ

ラックマウント型は、大きくてライブを行うバンドマンが使うようなモデルになりますので、一般的にはラックマウント型以外を使用します。

ちなみに僕のオススメは、自宅での練習を想定している場合は「クリップ型チューナー」、スタジオでの練習も想定している場合には「ペダル型チューナー」をオススメします。

ピックの持ち方

MIYAVIさんの様に、ピックを持たずに指でエレキギターを弾く方もいますが、ほとんどの場合がピックを使用します。

初めに結論から言いますと、指の大きさや力、動かしやすい関節・プレイスタイルなどには個人差がありますので、「ピックの持ち方はこれが正解!」というのはありません

本記事では、基本を記載しますので、自分に合った持ち方を見つけていってください!

持ち方の基本

➀まずは、親指と人差し指で「OKマーク」を作る

➁親指を少し横にずらす

➂「➁」の親指と人差し指の間でピックを挟む。

  • 力は入れすぎない
  • ピックが5㎜程度出ればOK
  • ピックがズレたら適時修正する

ダメな例

➀不必要な弦まで弾いてしまい、細かなピッキングがしにくい

➁ピックが安定せず、ピッキングしたときに落とす可能性大

➂滑らかなピッキングが行えない。また、弦を切ってしまう可能性大

➃指に当たってしまい音が安定しない

おすすめのピック

サトシ

僕のオススメは、万能な「ティアドロップ型」かな!

一般的に使用されることが多い3種類
主な形用途
ティアドロップ型
・少ない力で弾ける
・リードギターに向いている
・コード弾きも可能
トライアングル(おにぎり)型
ギターのピック
・安定して持てる
・バッキングに向いている
・長持ちする
ジャズ型
・ジャズに向いている
・高速ピッキングがしやすい
・メタル系の曲にも向いている

アンプの使い方

エレキギターの音を出すために必要な機材です。

アンプにも様々な種類がありますが、本記事では家庭用のコンボアンプを想定しています。

ギターのアンプ
コンボアンプ

アンプの用語解説

  • GAIN(ゲイン):歪みの量を調整
  • VOLUMUE(ボリューム):音量を調整
  • TREBLE(トレブル):高音域の調整
  • MIDDLE(ミドル):中音域の調整
  • BASS(ベース):低音域の調整
  • PRESENCE(プレゼンス):超高音域を調整
  • REVERB(リバーブ):残響効果の量を調整
  • EQ(EQUALIZER:エコライザー):音域の調整をすること。つまり、アンプのEQと言われた場合、TREBLEやMIDDLEなどの調整のことを言う。

音の調整に関しては、好みがあるため一概にこの調節が良いとは言えないが、「MIDDLE」と「BASS」は強めにしてもOK!「TREBLE」は好みで調整してください。

サトシ

ツマミをいっぱいイジって、好きな音を探してね!

まとめ

この記事をまとめると
  • 練習する前に覚えることがある
  • 弦交換は必須
  • ピックの持ち方も大切
  • 好みのアンプセッティングを見つける
サトシ

よし!ここまで覚えればあとは全力で弾くだけだよ!

ソラ豆

パパ!ソラ豆がんばるよ~

ギターを始める際に必要になるアイテムや、便利なアイテムをこちらの記事にまとめてあります。ぜひご覧ください。

こちらの記事には、ギターボーカルを目指したい方に向けた、ロードマップを記載しています。ぜひご検討ください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

興味がある方は、また遊びに来てくださいね!

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